採用情報

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研修プログラム

研修プログラムにおける産業保健研修修了者は日本医師会認定産業医の資格取得が可能です。

プログラムの名称

千葉労災病院卒後研修プログラム

研修プログラムの目的及び特徴

研修の様子

初期研修においてすべての研修医が、全人的で科学的根拠に基づいた医療を実践し、プライマリケアを適切に行うなど医療人として必要な基本姿勢・態度を修得することがこの研修プログラムの目的である。
このプログラムはすべての研修医に対して公平で一貫した臨床研修を提供するために、千葉労災病院臨床研修管理委員会が管理・運営し、継続的に問題点を検討する。
研修内容は、厚生労働省の定める研修必修項目を偏り無く実習することができるように配慮されている。また、初期研修2年目には研修医自身の希望を取り入れた選択科目を研修できる。このプログラムを修了することにより研修医は将来の専門性にかかわらず、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリケアの基本的臨床能力(態度、技能、知識)を身につけると同時に専門医への紹介の技術を身につける。

研修プログラム責任者

臨床研修総括責任者
岡本 美孝(臨床研修委員会委員長、病院長)
プログラム責任者
松本 正成(卒後臨床研修管理室長、外科部長)

指導医

指導医は各科の研修プログラムに具体的氏名を記載する。

プログラムの管理運営

研修プログラム責任者などにより構成される千葉労災病院臨床研修管理委員会によって、研修医の経験目標の達成状況を評価し、経験目標をクリアできるように各研修医を指導する。

募集定員

10名

プログラムの概要

オリエンテーション

採用後、診療を開始するまでの期間に全研修医を対象としてオリエンテーションを行う。オリエンテーションでは、実際の診療を開始する上で全ての研修医に共通に必要な研修項目として、セーフティー・マネージメント、院内感染予防、保険診療、接遇等を主に実習によって研修する(約2週間)。

研修方法の概要と特徴

1年目研修は、必修科目である内科28週間、救急医療12週間(このうち4週間は麻酔科での研修)外科8週間、小児科4週間、産婦人科4週間、精神科(協力施設で研修)4週間の中で可能な範囲を履修する。なお、夏期には1週間の夏休み期間を設定する。1年次から2年次に継続して研修ブロックを配置して良い。
2年目研修では、残った必修科研修のほかに、地域医療研修4週間(在宅医療研修を追加する場合は更に1週間)を履修し、夏休み1週間を設定する。残りの期間は選択科目として研修を行う。選択科目は、千葉労災病院内の臨床科目の中から選択できる。具体的科目として、「内科(消化器グループ、呼吸器グループ、糖尿病・代謝グループ、腫瘍血液グループ、アレルギー膠原病グループ)」、「循環器内科」、「脳神経内科」、「精神科(協力施設で研修)」、「小児科」、「一般外科」、「乳腺外科」、「呼吸器外科」、「整形外科」、「形成外科」、「脳神経外科」、「泌尿器科」、「産婦人科」、「眼科」、「耳鼻咽喉科」、「リハビリテーション科」、「麻酔科」、「放射線科」、「病理診断科」、「検査科」、「重症・救命科」及び「産業保健」の研修をローテイトして研修できる。研修期間は原則として最短4週間、最長は8週間とする。具体的研修内容はそれぞれの研修プログラムに定める。 必修内科28週の中の消化器グループ、・呼吸器グループ、・糖尿病・代謝・アレルギー膠原病グループにおける計12週において慢性期外来研修を、残りの12週間で総合内科外来研修を週1日並行研修として行う。さらに、必修外科8週および必修小児科4週、地域医療研修4週間において、週1日を並行研修として外来研修を行う。(計40日)
なお、地域医療研修は近郊の診療所及び中小病院の臨床協力施設、精神科研修は医療法人直樹会磯ヶ谷病院等、産業保健研修は古河電工千葉健康管理センターで行う。

研修期間割と研修医の配置予定例は次表のごとくである。

表 1年次研修医配置表案

~2週 28週 1週 4週 8週 4週 4週
オリエンテーション 内科研修 夏休み 外科研修

救急医療研修(4週)

(麻酔科4週)

小児科研修 産婦人科研修

注)1年次から2年次に継続して研修ブロックを配置して良い

表 2年次研修医配置表案

4週 4週 4週 1週 4週(+1週) 残り期間
救急医療研修 外科研修 精神科研修 夏休み 地域医療研修(在宅医療1週) 選択研修

注)地域医療研修は、下記の研修実施施設から1か所を選択する
選択研修は別に定める研修科目から選択する

研修実施施設

基幹型臨床研修病院: 独立行政法人労働者健康安全機構 千葉労災病院
協力型臨床研修病院: 【精神科研修】
  • 医療法人社団直樹会 磯ヶ谷病院等
  • 社会医療法人社団さつき会 袖ヶ浦さつき台病院
  • 社会医療法人同仁会 木更津病院
臨床研修協力施設: 【地域医療研修】
  • 医療法人社団琢心会 辰巳病院
  • 医療法人社団仁敬会 いまい内科循環器クリニック
  • 医療法人淳英会 おゆみの中央病院
  • おもて内科糖尿病クリニック

以上の協力施設から、いずれか1か所を選択
なお、おゆみの中央病院と辰巳病院以外では在宅医療研修1週間を追加する。

【在宅医療研修】
  • 医療法人伍光会 上総在宅診療所
【保健医療行政研修】
  • 古河電気工業株式会社 千葉事業所

研修内容と到達目標

この千葉労災病院卒後研修プログラムは、新臨床研修制度によって2年間の臨床研修必修化に定められた研修内容に準拠して、千葉労災病院における臨床研修を定めるものである。経験目標などに関しては、厚生労働省の定める目標を十分に満たす内容とする。

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