3名の常勤医師により、眼科診療全般にわたって良質で高水準な医療の提供を目指しています。糖尿病網膜症、黄班浮腫の治療は、全国的にも高い評価を得ています。
糖尿病網膜症
進行した網膜症には、時期を逃すことなく、レーザー治療を行います。痛みの軽度なパターンスキャンレーザーでの治療、さらには様々な画像を重ねあわせて計画をたて、正確な照射を行うナビゲートレーザーを導入しました。網膜症の進行は蛍光眼底造影検査に加えて、光干渉断層血管撮影(OCTA)にても評価できます。糖尿病黄斑浮腫については、特に力を入れています。毛細血管瘤への直接凝固、抗VEGF 薬硝子体注射、ステロイド剤の注射、瘢痕の残らない低侵襲なマイクロパルスレーザーも導入しておりますので、病態に応じて、様々な治療法を組み合わせて対応します。抗VEGF 薬について第1世代、第2世代、バイオシミラー製剤と多数のラインから病態にあった薬剤を提案いたします。内科と連携した全身管理下で低侵襲な黄斑浮腫治療にとり組んでいます。全国的な規模で行われる臨床研究に参加しています。
白内障
手術は入院加療を基本としておりましたが、日帰り手術も行っております。
年間約600件の手術を行っております。多焦点眼内レンズやトーリック眼用レンズも選択できます。高齢者や全身合併症のある患者さんに、安心していただけるように心がけております。
緑内障
動的視野検査、静的視野検査、OCT/OCTA検査にて、評価を行っています。
ぶどう膜炎、視神経炎、甲状腺眼症
内科と連携して全身検査を行い診断確定します。入院でのステロイドパルス療法を行っています。甲状腺眼症に対して、外来での新しい生物学的製剤での治療を開始し、良好な治療効果を得ています。
角膜感染症
起炎菌によっては、院内で抗真菌薬点眼薬を調製し、最新のエビデンスに沿って、治療を行っています。
網膜静脈閉塞症
黄斑浮腫合併症例では、抗VEGF薬硝子体注射を行い、良好な治療成績を得ています。虚血の強い場合には光凝固術を行っておりますが、痛みの比較的出にくい、パターンスキャンレーザーも導入しています。高血圧、糖尿病など背景となる全身疾患についても見逃さないように注意しております。
加齢黄斑変性
抗VEGF薬硝子体注射を行っています。病態に応じてさまざまな抗VEGF 薬の中から最適な薬剤を提案いたします。
外来患者さんへのお願い
来院患者数の増加に伴い、待ち時間が長くなり、また、待合室も十分な広さとはいえず、ご迷惑をおかけしております。
今後も地域の皆様の目の健康を守るため、一層の努力を続けていく所存ではありますが、増え続ける患者さんに適切に対応するには、医師、スタッフの数が限られており、無理が拡大してまいりました。
当院では、地域の総合病院として、重症患者さんへの迅速な対応が求められております。
検査が終了し、治療方針が確定したとき、また、急性期の治療が終了し、安定した病状となりましたら、地域のかかりつけ医への逆紹介を推進していきたいと考えております。
様々な状況で予約変更が必要な場合はあると思われますが、数ヶ月先まで、予約枠は空いていないことが多くなっております。ご希望に添えないことも多いと思われます。
何卒、ご理解をいただけますようにお願いいたします。
眼科で現在行っている研究
※第31回日本糖尿病眼学会での発表が、注目演題として取り上げられました。
糖尿病黄斑浮腫の診療において腎機能評価の重要性について発表しました。
【問い合わせ先】
独立行政法人労働者健康安全機構 千葉労災病院
眼科 部長 高綱陽子
電話 0436-74-1111

