〇厚生労働大臣が定める掲示事項(令和7年5月1日現在)
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
▷開設者の氏名
独立行政法人労働者健康安全機構 理事長 大西 洋英
▷管理者の氏名
独立行政法人労働者健康安全機構 千葉労災病院 院長 岡本 美孝
▷入院基本料について
〇一般病棟入院基本料 急性期一般入院料1
当院は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置し、交代で24時間看護を行っております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
▷入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
▷DPC対象病院について
当院は入院医療費の算定に当たり、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
※医療機関別係数 1.5574
(基礎係数 1.0451+機能評価係数Ⅰ 0.3735+機能評価係数Ⅱ 0.1127+救急補正係数 0.0261)
▷明細書発行体制について
療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しています。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
▷関東信越厚生局長に届出を行っている施設基準について
1)入院時食事療養費(Ⅰ)
当院は患者様の食事に関し、入院時食事療養費(Ⅰ)を関東信越厚生局へ届け出ている保険医療機関であり、患者様に配膳される食事は管理栄養士により管理されています。
朝食は8時00分頃、昼食は12時00分頃、夕食は18時以降に、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくして配膳しております。 (適時・適温)
2)基本診療料の施設基準等に係る届出
詳細はこちらをご参照ください
3)特掲診療料の施設基準等に係る届出
詳細はこちらをご参照ください
▷保険外負担に関する事項について
1)初診料・再診料等に係る費用、特定療養費の徴収
当院では、他の保険医療機関等からの紹介状がない初診の患者様につきましては、 保険による一部負担金とは別に初診にかかる選定療養費として、初診時に7,700円、再診時に3,300円(消費税込)をいただいております。再診については、他の病院(病床数200床未満に限る)又は診療所に対して、文書による紹介を行う旨を当院よりご説明した後に、紹介状なしで当院を受診される場合にご負担いただきます。
入院期間が180日を超える患者様につきましては、一定の症状にある方を除き、保険による一部負担金とは別に、特定療養費として1日あたり2,728円(消費税込)をいただいております。
2)特別療養環境の提供
特別室(有料個室)をご希望される方は、別途料金を頂いております。
詳しくは看護師長にご相談下さい。
なお、その他の部屋では差額ベッド料金は頂いておりません。
特別室料は別紙「保険外負担にかかる料金」をご覧下さい。
3)その他実費負担一覧
「保険外負担にかかる料金」をご覧下さい。
▷後発医薬品(ジェネリック医薬品)ならびに一般名処方について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、後発医薬品のある医薬品については一般名処方(特定の医薬品を指定するのではなく、医薬品の有効成分名で処方箋を発行すること)を行う場合があります。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
一般名処方を行うことで、医薬品の供給不足等が発生した場合にも、患者さんに必要な医薬品の供給がしやすくなります。その他にも、医薬品の処方変更等に関して、適切な対応ができる体制を整備して、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。
なお、状況によっては、患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。事前にご説明の上変更いたしますが、ご不明点などがありましたら医師・薬剤師などにご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
▷バイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について
当院では、厚生労働省の方針に従いバイオ後続品を積極的に採用しております。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。(例:リツキシマブ、インフリキシマブ 等)
バイオ後続品を使用することによって、患者さんの薬にかかる経済的負担が軽くなります。当院ではバイオ後続品を使用することがありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
▷外来腫瘍化学療法診療料
当院では、がん治療中の患者様の治療の安全確保や、体調不良時などの緊急を要する事案に対して以下の体制で診療を行っております。
- がん治療専任の医師、看護師、薬剤師を1名以上常時配置し24時間体制で緊急時に対応し
ております。
- がん治療による副作用等や病状により緊急で入院が必要となった場合に、速やかに入院
し治療できる体制を整備確保しています。
- がん治療に係る各診療科の医師、看護師、薬剤師など多職種の委員会を月に1回開催し、
院内で実施するがん治療の治療内容が妥当であるか評価しています。
▷医療DX推進の体制に関する事項及び情報の取得・活用等について
当院では医療DX推進に関して、以下の体制で診療を行っております。
- オンライン資格確認について
当院はオンライン資格確認の導入医療機関です。
オンライン資格確認とは、健康保険証と紐づけされたマイナンバーカード(マイナ保険
証)または健康保険証を使用して、医療機関に設置された専用端末よりオンラインで保
険証の資格情報を確認することができる制度です。(注1)
また、マイナ保険証を利用していただくと、他の医療機関で処方された薬剤情報や特定
検診の情報をオンラインで確認することも可能です。診療に必要となる正確な情報を取
得・活用することにより質の高い医療の提供に努めます。(注2)
オンライン資格確認や薬剤情報等の提供に同意される場合は、診察前に専用端末より同
意確認の操作をお願いいたします。
(注1)マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、事前に政府運営サイト
『マイナポータル』または一部コンビニATMにて申し込み登録が必要です。
(注2)他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報を医療機関側が確認するには、専用端末にて患者様の同意確認が必要となります。
▷がん性疼痛緩和指導管理料について
当院では、がん性疼痛の症状緩和を目的とした放射線治療及び神経ブロックをがん患者さんに対し提供できる体制を有しております。
▷院内トリアージ実施について
当院では、救急で受診さのれる患者さんに対し院内トリアージを行っています。
トリアージでは、患者さんの症状に従って、病気の緊急度を決定し、診療の優先順位付けを行います。来院順に診療する体制と異なり、緊急度の高い患者さんを優先的に診療することがあり、場合によっては、後から来院した患者さんを先に診療することがあります。ご理解ご協力をお願いいたします。
▷歯科点数表の初診料の注1について
口腔内で使用する歯科医療機器などについて、患者ごとの交換や専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底 するなど十分な院内感染防止対策を講じています。
▷歯科外来診療医療安全対策加算について
当院では歯科外来診療における診療感染対策に十分な体制の準備、十分な機器を有し、下記のとおり院内感染防止に努めています。
・歯科外来診療の院内感染防止対策について研修を受けた歯科医師が常勤しております。
・院内完全防止対策について従業者への研修を実施しております。
・口腔内で使用する歯科医療機器等について患者さまごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策をしております。
・歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛散する細かな物質を吸引できる環境を確保しております。
▷医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6
(歯科点数表第2章第9部手術の通則4を含む。)に掲げる手術の件数
1) 区分1に分類される手術 令和6年1月1日~令和6年12月31日
区分 | 手術名 | 件数 |
ア |
頭蓋内腫瘍摘出術 |
0 |
イ |
黄斑下手術等 |
13 |
ウ |
鼓室形成手術等 |
0 |
エ |
肺悪性腫瘍手術等 |
94 |
オ |
経皮的カテーテル心筋焼灼術 |
0 |
2) 区分2に分類される手術
区分 | 手術名 | 件数 |
ア |
靭帯断裂形成手術等 |
61 |
イ |
水頭症手術等 |
0 |
ウ |
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 |
0 |
エ |
尿道形成手術等 |
2 |
オ |
角膜移植術 |
0 |
カ |
肝切除術等 |
54 |
キ |
子宮附属器悪性腫瘍手術 |
0 |
3) 区分3に分類される手術
区分 | 手術名 | 件数 |
ア |
上顎骨形成術等 |
0 |
イ |
上顎骨悪性腫瘍手術等 |
6 |
ウ |
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) |
0 |
エ |
母指化手術等 |
0 |
オ |
内反足手術等 |
0 |
カ |
食道切除再建術等 |
0 |
キ |
同種死体腎移植術等 |
0 |
4) 区分4に分類される手術
区分 | 手術名 | 件数 |
- |
胸腔鏡又は腹腔鏡手術 |
648 |
5) その他の区分
区分 | 手術名 | 件数 |
ア |
人工関節置換術 |
304 |
イ |
乳児外科施設基準対象手術 |
0 |
ウ |
ペースメーカー移植術及び ペースメーカー交換術 |
56 |
エ |
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び対外循環を要する手術 |
0 |
オ |
経皮的冠動脈形成術 経皮的冠動脈粥腫切除術 経皮的冠動脈ステント留置術 |
207 |
6) 歯科点数表第2章第9部手術の通則の4に掲げる手術
手術名 | 件数 |
舌悪性腫瘍手術 |
0 |
口腔、顎、顔面悪性腫瘍切除術 |
0 |
上顎骨悪性腫瘍手術 |
0 |
耳下腺悪性腫瘍手術 |
0 |
上顎骨形成術 |
0 |
頬骨変形治癒骨折矯正術 |
0 |
顔面多発骨折観血的手術 |
0 |
自家遊離複合組織移植術 |
0 |
悪性黒色腫センチネルリンパ節加算 |
0 |
皮膚悪性腫瘍切除術 |
5 |
7) 分娩件数等
手術名 | 件数 |
分娩実施件数 |
40 |
産科医師数 |
4 |
助産師数 |
8 |
8) 大腿骨近位部骨折後48時間以内の手術
手術名 | 件数 |
骨折観血的手術(大腿) |
19 |
人工骨頭挿入術(股) |
19 |