ご挨拶
手術室看護師は、手術を受ける患者さんの安全と安心と快適性を追及して、日々の努力を重ねています。仕事内容は、手術中、メスや必要な器械などを執刀医に渡す『器械出し』業務や、患者さんの状態を観察、把握し麻酔科や執刀医とコミュニケーションをとり、手術全体を把握する『外回り』業務。また、手術に使用される『器械の管理』を行い、必要な器械を準備する業務など多岐にわたります。これらの業務は、徹底した清潔無菌操作技術や、人体の解剖、術式の理解、豊富な手術器械の知識などが必要になります。それら手術に必要な技術、最新手術器械に対応する知識習得のために、定期的な術式マニュアルの改定や勉強会を行っています。
手術室ってどんなところ?
千葉労災病院手術室では、10室ある手術室で毎日手術が行われています。 外科・脳外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科・呼吸器外科・耳鼻咽喉科・形成外科・眼科・循環器科・皮膚科・重症救命科などの予定手術に加え、24時間・365日対応している緊急手術を含め、一日平均約15件から20件、年間約5000件以上行われています。
※実際の手術の流れに沿って紹介します。
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当院手術室へようこそ
3階の手術室入り口です。担当医師、病棟看護師がこちらまでお連れします。ここで、担当麻酔医師と手術室看護師が患者さんのお名前を確認し病棟看護師から引継ぎを受けます。入室方法はベッド、ストレッチャー、車椅子、歩行と患者さんの状態や手術の内容により決定します。まずここで患者さんのお名前、診療科名、手術部位の確認(手術内容に左右がある場合はさらに確認)をリストバンドと共に行います。これらは患者さん自身に述べて頂きます。


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各手術部屋を紹介します
こちらが実際に手術の行われる手術室になります。
8室ある手術室は、それぞれ手術の行われる部位に応じた仕様になっています。
※ほんの一部ですが紹介します。 上の写真は、呼吸器外科手術の部屋です。たくさんの器械や器材を使用しながら手術をします。
整形外科手術の部屋下の写真は、整形外科手術の部屋です。空気浄化のフィルターの数が多く、最も清潔度が高く、広く、主に骨折や脊椎手術など、清潔度の高い手術に対応しています。
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手術・麻酔の準備をします
手術室に入ったら、心電図や血圧計など、手術中にお体の状態を把握するためのモニターをつけさせていただきます。リラックスしていただけるように、手術室内でのBGM(有線放送)も準備しております。お体の痛みや仰向けになるのが辛い方は、クッションなど対応しますので遠慮なくお申し出下さい。点滴など、準備が整いましたら麻酔を行います。麻酔は、手術や患者さんの状態により全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔、静脈麻酔などから決定します。麻酔についての詳細は担当医師もしくは麻酔科医師より術前に説明が行われます。
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いよいよ手術が始まります
消毒を行い、清潔な覆いをかけたらいよいよ手術が始まります。手術開始直前には執刀医・麻酔科医・担当看護師が全員で再度、患者さんのお名前と手術部位と予定術式を術者の口頭とリストバンド、手術同意書、カルテ、レントゲン等で確認をしてから手術が始まります。手術中も、安全・安楽が保たれるよう、麻酔科による厳重な麻酔管理や看護師による看護が行われています。

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麻酔から覚めたら、病室へ
手術が終了したら麻酔を覚ましそれぞれの病室または集中治療室(ICU)へ移動します。
帰りは病棟看護師が手術室へ迎えに来ます。その際、お待ちになられているご家族に声をかけますので患者さんと共に病室へ帰ります。
その他に、手術室の看護師はどんなことをしているの?
千葉労災病院手術室の看護師は、患者さんの安全を第一に考え、『手術』という重要な場面に携われることを誇りに思い、手術室看護の更なる向上に努めています。手術室という、非日常的な環境下に置かれた患者さんの不安や苦痛を出来る限り軽減できるように、とスタッフ一同考えています。全身麻酔を受ける患者さんには麻酔科医と手術室看護師による麻酔科外来を行っています。外来では、手術室での流れや注意事項の説明、さらに身体状況の確認をさせて頂きます。麻酔科外来で得た患者さんの大切な情報は、スタッフ間で共有し、手術室看護に活かしています。手術終了後には、全例ではありませんが、術後訪問も行っています。


