FLS(骨折リエゾンサービス)チーム

FLS(骨折リエゾンサービス)チームのご紹介

当院では、一度骨折をされた患者さんが再び骨折してしまう「骨折の連鎖」を防ぐため、医師・看護師・理学療法士・薬剤師・管理栄養士などによる専門チーム「FLS(骨折リエゾンサービス)チーム」を設置しています。骨粗鬆症による骨折(特に太ももの付け根や背骨)は、寝たきりや要介護になる大きな原因となります。私たちはこれを“骨卒中(こつそっちゅう)”と呼び、再発予防に力を注いでいます。

取り組み

1.徹底した再発予防とサポート

一度目の骨折治療はもちろん、再び骨折することがないよう(二次骨折予防)、現時点では特に手首の骨折(橈骨遠位端骨折)や太ももの付け根の骨折(大腿骨近位部骨折)をされた患者さんを中心に、継続的な経過観察と治療サポートを行います。

2.標準的な診療基準の導入

国際骨粗鬆症財団(国際的な骨粗鬆症の治療・予防・啓発活動に取り組む財団)が行うBest Practice Frame Work(脆弱性骨折の二次骨折予防の取り組みに対する認定制度)に申請し、銀レベルと認定されました。この認定制度は、骨粗鬆症に対して「骨折患者の二次骨折予防のための骨折後の評価や治療」「二次骨折予防のための追跡調査・予防活動システム」などの13項目について同財団が審査し、金・銀・銅と国際基準で評価認定を行うものです。

3.専門スタッフの育成と地域啓発

学会認定の骨粗鬆症マネージャー、FLSコーディネーターなどの専門資格を持ったスタッフ育成しています。また地域の市民公開講座などを通じて、予防の大切さを広げる活動を行っています。

4.地域とつながる切れ目のない医療

地元の病院、クリニックや介護施設と密に連携し、退院後も住み慣れた地域で安心して笑顔で暮らせるよう、一人ひとりに寄り添ったサポートを行ってまいります。退院後の長期的な骨粗鬆症の服薬継続や定期フォローを引き継ぎます。そして、一人ひとりに寄り添った支援に努めます。

主な対象疾患・治療

脆弱性骨折に対する二次骨折予防のための骨粗鬆症の評価と治療継続支援